茜ちゃんを見つめる山田。何してもかっこいいなーー。茜ちゃん好きになりはじめて以降ちょっと色っぽくなったよね、山田くん。ちょっとお邪魔虫くんいるけど、お風呂上がりのカレカノとは何と甘美なシチュエーション…。いやはや妄想が爆発寸前です…。
さてさて、では53話の内容をみていきましょう!
公式ツイッターより拝借
※注意:ネタバレを含みます!
ーーー目次ーーー
第53話 「山田さんてときどき」
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あらすじ
結局、谷さんを家にあげた2人。ソファでくつろぐ谷さんに、2リットルのペットボトルの水とコップをそのままドンと机に置く山田。(そのお水にちょっと山田流ぶぶ漬けを感じる。笑)女の子の酌がいいという谷さんに「帰れよ」とキレ気味に返答します。
「ていうか」と谷さんの興味は、あいさつ以降静かにしている茜に移ります。茜は近くのベッドに座っていました。さっきゲームの友だちと喧嘩したから疲れてるんじゃないかと山田が言うと、喧嘩の理由は何だったかという話になりました。
そんなこと気にもしていなかった山田に「お前そういうとこだぞ」と喝を入れる谷さん。ぼんやりとしている茜をみて、女の子というものは…と解きはじめた谷さんは「あれは明らかに『慰められ待ち』の顔だ」と自信満々に言ってのけます。
山田「まじすか…俺ダメっすね…」
心底、まじか…みたいな目になってる山田。ここぞとばかりに谷さんは「別れろ生意気だ」と彼女ができた山田に恨みつらみを投げてきます。実際のところ、茜の頭の中は(パンツ早く乾かないかな)なんですけれど。
谷「俺が手本を見せてやる」
山田「いや、それはいいです」
谷「黙ってみてろ だからお前はモテないんだ」
慰めの手本を見せるという名目で茜に話しかけようとする谷さんに、茜に近づいてほしくない山田の若干の攻防。結局、谷さんは茜を慰めにいきます。
谷「FOSなんて初戦はゲーム性の乏しいよくある搾取ゲーだ」
「5年位したらサービスも終了し、芽生えた友情も集めた装備も電子の有無の藻屑」
「忘れてはいけない 我々の真の敵は常に運営側だということを…」云々
山田「谷さん俺も自信ないすけど、多分 話の方向性違いますね」
疲れただけだと言った茜に圧をかけ、無理やり喧嘩のせいで元気がないという方向へ話を持っていった上に、まったく見当違いの事をキラキラ光りながら諭す谷さん。 茜は目をまんまるにしてどうしていいか分からない顔で停止してしまいます。
とりあえず励まそうとしてくれてるのかな?と思った茜は谷へお礼を言います。
茜「心配してくれてありがとうございます」
谷「(きゅーんっ)好き♡」
山田【ガッ(足蹴)】
お礼を言ってくれた茜にキュンとしちゃった谷さんは「好き」と口走り、とても冷めた目で見ていた山田に足蹴にされて大騒ぎ。さりげなく山田は茜のとなりに腰を下ろします。
茜「……私も酔ってるときあんな感じ?」
山田「全然違いますけど、声のでかさとテンションは似てますね」
茜「…そっかー……」
どこか遠くを見るような目になった2人は、静かにそんなことを話すのでした。
……………
……
谷さんが来て約1時間後、谷のおっちゃんいびきをかきながらソファで爆睡。茜はベッドに腰をおろしたまま、山田は同じベッドの上で体勢をくずし、スマホで天気予報をみていました。雨も未だ弱まる気配はありません。
茜「今日 外に出かけないで家にいればよかったなぁ」
言っとくけど慰め待ちじゃないよ、反省はしてるけど。としっかり訂正しつつ、山田に後悔を告げます。
山田「なんであの人と そんなに仲良くなりたかったんですか?」
その問いに対し、色々思い浮かべながらもでてきたのは普通の理由でした。
茜「楽しかったからだよ。でもゲームの中だけで完結しておけば、こんなことにはならなかったのかな…とは思う、今は」
結局山田と瑛太にも迷惑をかけたし、と反省しているところへタイミングよく瑛太から山田にメッセージが入ります。内容は、それとなく結衣と距離を置くように言っておいてほしいというものでした。それを読み、茜の少し寂しそうな後ろ姿をちらりと見る山田。
たたっとメッセージを返し、スマホを放り投げると、そっと茜の顔へ手を伸ばします。そのまま茜を自分の方へ寄せ、キス。
茜「なに…?」
山田「茜さん 俺ね」
……………
……
そのころ、瑛太へ届いたメッセージ。瑠奈が瑛太のスマホをみて笑っています。お兄ちゃんのスマホ勝手に見るのはやめなさい、といいながら瑛太は近づいていきます。
瑠奈「山田さんてときどき変なスタンプしてくるよね」
うけるー、といいながら瑛太に見せた画面には1つのスタンプが送られていました。
瑛太「わー♡ 顔うざー♡」
よくわからない煽るような表情のゆるきゃら?のスタンプにはただひとこと
「やなこった」とあったのでした。
感想
谷さんの大ボケっぷりが良かったですね。シリアスさが色々吹っ飛びました(笑)
「だからモテないんだ!」とか谷さんは言うけど、実際山田はモテまくってるし、茜ちゃんのこともちゃんと分かってる。色々勘違いしてるぞ!だから谷さんモテないんだぞ!!ってツッコミ入れたくなりますね(笑)
そして谷さんを足蹴にするときの山田の目が最高(笑)さりげなく茜ちゃんの横をキープするのも愛おしさを感じますね。
谷さんがいびきかいて寝だしてからは、ちょっとシリアスモードに入りました。結局ゲームが終わればデータ上は全て消えてしまうことも事実だし、仲良くなろうと思ってもネット上の知り合いだとどうしても見えない部分がたくさんあります。慎重になってなりすぎないことはないのです。とくに女の子なら色んな意味で危険度も増します。
茜ちゃんも色々なことがあって、ネットの怖さは少しずつ分かってきているとは思うけど、今回は瑛太くんの忠告もきかず、相手の集団の中に入ってトラブルに巻き込まれてしまいました。自省する茜ちゃんは、ゲームの中で完結させておくべきだったんだと痛感しています。
でもきっと、山田はそう思ってはいないのでしょうね。
キスをした後、ちょっと困ったような笑みを見せつつ何かを話しはじめようとする山田。茜ちゃんと出会ったのはゲームのイベントで(山田から見れば)うざ絡みされたことがきっかけでした。ことの重要度は違えど、今回のこととも遠くない事案でした。
この後、山田の口から出る内容が「ゲームで完結してたら、茜さんとは出会えなかった。人を選ぶことは大切でしょうけど、仲良くなりたい人とは仲良くなればいいと、俺は思います」的な内容を言ってくれるんじゃないかと期待しております。
ついでに「そういうときは俺が守るから」とか追加してくれるとなおいい…。笑
彼にとっては茜ちゃんとの出会いはとても大きなものだと思うので、それを茜ちゃん本人の口が否定するのはあまり喜ばしいことでもないのではないかと思うのです。
そして山田がスタンプを送るときって、ちょっとなにか感じることがあって気持ちが動いたときが多いと思うので。どんな事を言ってくれるのでしょうね…!
次回の妄想
さて、条件が色々整ってきました。
・止まない雨
・家にカレカノがふたりきり
・湯上がり
・突然の来訪者来訪者
・いい雰囲気の2人(来訪者は爆睡)
茜ちゃんを元気づける言葉をおくった山田は、ふたたび茜ちゃんとキスをしようとする…。しかし、2人の話し声で目を覚ましていた谷さんが、こっそりと盗み見してるのに はたと気づく。そしてキレた山田が谷さんを足蹴にしながら家から追い出す!
時間はたぶん21時くらいだしあまり遅くないけど、雨は止みそうにないし「今日はこのまま泊まっていきます?」的な流れになったところで終わるのでは!?
などと妄想を広げております。もちろん簡単に関係は進まないと思うので…。またもどかしい展開になって読者を上手いこと焦らしてくれるることでしょう…!
待ちきれませんがとても楽しみです(*´ω`*)
★第54話 「だから私たち」