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【山田くんとLv999の恋をする】第62話「うるさい」 ネタバレ感想

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どんどん深刻さを増す茜の寝不足。

そんなとき、ギルメンで瑠奈と山田の合格祝いを行うことになるけれど…。

f:id:izayohitsukiyo:20210916011058j:plain公式ツイッターより拝借

※注意:ネタバレを含みます! 

ーーー目次ーーー

第62話 「うるさい」

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>> 第63話 「日々学んでいます」

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あらすじ

桃と一緒にカフェで旅行の予定を立てている茜は、げっそりするほど寝不足状態です。

桃は茜を心配をして様子を聞いてくれます。どうやら、夜中に騒いでいるのは、飲み会などではなく、一人でずっと喋ったり笑ったりしているようで、なかなかな狂乱っぷりのようです。不動産屋さんに相談しても良くならないようです。

………

別の日の日中、山田は大学受験合格のため登校していました。岡本(椿とともに塾が同じだった友達)とばったり一緒になり、話はゲームと山田の彼女の話に。茜は元気かと問う岡本。

山田「最近は、なんかずっと眠そう」

岡本「お前それ飽きられてんぞ」

………

また別の日、茜があいも変わらず寝不足のまま起きると、瑠璃姫からのメッセージが届いていました。”今日はギルメンで瑠奈と山田の合格祝いを兼ねて遊びに行く日だよ!”という連絡でした。本当は寝ていたい茜ですが、楽しみにしている瑠奈を悲しませないように、参加して早めに帰ろうと考えつつよろりと起き上がります。

みんなで集まってわいわいするも、トイレで手を洗いながら寝てしまうような極限状態になっている茜。そんな茜の様子に、山田が気遣って声をかけます。

山田「帰りませんか?」

それに気がついた瑠奈が、二人を引き止めるためにきゃんきゃんといつもの調子で「ボーリングに行く!」「今日じゃなきゃやだ!!」と駄々をこねます。その声が寝不足の茜の頭にはキーンと響いて、高い音が耳に刺さってしまうのです。きつく目を閉じ、頭を抱えるように耳を塞いだ茜はつい、ふともらしてしまいます。

茜「うるさい」

つい口をついて出てしまった言葉に、三人ともが驚きます。我に返った瑠奈は目に大粒の涙を溜めはじめ、茜は自分の言葉に焦り謝ります。

茜「ごめん!今のなし!!」

瑠奈をぎゅっと抱きしめ、疲れていたから八つ当たりしてしまったと猛反省します。

そしてその帰り道、山田と茜は駅の階段を下りていました。

山田「帰ったら寝たほうがいいっすよ」

茜が最近ずっと寝不足のその理由を聞こうとした時、後ろからパスケース落としたよ、と山田に声がかかります。山田は茜の手を離して振り向き、自分じゃないと対応します。

そのとき、足元が疎かになった茜が階段を踏み外してしまったのですーー。

 

 

感想

ああああ茜ちゃんの寝不足が精神的な部分にまできてしまっているーーー!!!

寝不足は本当に心身ともにおかしくしてしまう大きな原因になるので、騒音問題の隣人男性には本当に早くご退去願いたい(もしくは早く引っ越したほうがいい)。

桃ちゃんが茜ちゃんの相談や愚痴をちゃんと聞いてくれているので、まだ精神的には助かっているでしょうけれど、きつそうです…げっそりしちゃってるし。女の子の一人暮らしって、こういうときに大変ですよね。私の友人にも隣人の壁ドン騒音に悩まされて引っ越しをした子がいました。

しかも、この隣人男性、一人で喋り笑い壁を叩くという奇行のようですから、その恐怖は計り知れないでしょう。まさかクスリでもキメてるんじゃないでしょうね…?茜ちゃんに危害が加えられないか本当に心配。。。

そして、久々に制服の山田!やっぱり大学にはするっと合格してるのね。椿ちゃんも同じ大学で、頑張って合格したとのことだったので、偏差値の高い大学なのでしょう。国公立大学かしら…。さすが山田だわあ。

岡本くんも久しぶりの登場で、ちょっと名前忘れてた…ごめんね岡本くん()少しどこか遠くを見るように「最近は…」と茜の様子を話す山田からは、ずっと茜の寝不足を心配しているような空気を感じて、愛おしさしかない。

とくに茜はそういうのを悟らせないよう頑張るというか、心配させないように頑張るタイプの人種なので、私困ってるのって自己主張するわけでもないし、彼氏としては心配だと思う。

 

 

そしてギルメンで遊びに行く日。

日に日に酷さを増す寝不足で、日中の行動にかなりの支障をきたしている状態。でも瑠奈と山田の合格祝いも兼ねている前からの約束だし、瑠奈ちゃん茜ちゃんのこと大好きだしで、頑張って参加する茜ちゃん。本当に心配。

なんだけど、あの。猫カフェで猫に群がられる山田と鴨田さん可愛すぎか!!?!?んでその奥で茜と瑠奈が多分猫を眺めてて、さらにその奥で瑛太が膝に黒猫おいてニコニコしてるよね!?これあれ、山田と鴨田さんみてニコニコしてます!?なんなんだろう、この可愛い空間…。

話を戻して、ランチを終えて、ボーリングやクレープ屋さんやなんやかんやと希望がどんどんと溢れ出てくる元気な瑠奈ちゃんの様子に、自分の体力が持つか不安になる茜ちゃんはもう本当の極限状態。水使いながら寝るって相当よ。

山田も流石に、トイレから出てきた茜に帰りませんか、と「帰ったほうがいいと思う」と茜の気持ちより優先すべきは体調だろうと思ったのでしょう。でもずっと遊ぶのを我慢してきた瑠奈ちゃんは、たぶんみんなで遊べるのが楽しくて、茜ちゃんの体調にまで目がいってなかったんでしょうね。すごい…すごい駄々をこねていらっしゃる(笑)

いつもなら、しょうがないなーと流せるような我儘も、この状態の茜にはきっと隣人男性の騒音と同類にものに聞こえてると思う。ただうるさいだけじゃない、きっと夜中の恐怖も一緒に出てきてる。だから、思わず「うるさい」っていっちゃったんだと思う。

辛いな…。

そんで、いち早く体調を茜ちゃんの体調を気遣った山田も、タイミングが悪いというかなんというか、なかなか事情を聞けないまま、事件が起こってしまう。もう限界状態だって山田はたぶんわかってたのに、ふと、繋いでいた手と目を茜から離してしまった。一瞬。

最後のひとコマ、階段から落ちる茜ちゃんを視界に捉えた山田の顔で終わっています。驚きの表情です。まだたぶん何が起きたか理解が追いついていない顔です。

でもこれ次の瞬間には背中に冷や汗どころの話ではないでしょうね。階段も見た感じ結構な段数がありそうです。下手をすれば大事故です。山田なら冷静に状況を見て最適な処置をしてくれそうですが、やっぱり流石にすごく焦ると思うし、怖いと思う。

茜ちゃんが無事であることを切に願います。

 

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次回の妄想

階段を踏み外し、落ちる茜ちゃん。できれば怪我は打ち身程度であってほしいと思いますが、朦朧としている状態で落ちているのでどうなるか…。

ひとまず山田が茜ちゃんに付き添うことは確定だと思うので(付き添ってくれなきゃ彼氏の概念が揺らぐ)、どちらかの家で茜はとりあえずゆっくり休む時間が来るのではないかと。それか一旦病院で寝るか。

ひとまず休息と治療が必要な状態なので、茜がなぜここまで眠れない状態にあるのかの事情を聞かれるでしょうきっと。山田がなぜもっと早くに相談してくれなかったのかと、なぜもっと早くに気づいてあげられなかったのかと、茜ちゃんを大事にしているが故に怒る山田が見られたりなんかすると良いなぁ。

 

★第63話 「日々学んでいます」