ふわ太の徒然ダイアリー

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【アメリカンドッグと赤い傘】第2巻 感想

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100枚目のレシートが動かす、淡く切ない恋物語。

全8話(全4巻)完結。

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アメリカンドッグと赤い傘(左:佐藤由芽 右:酒井俊一)

ーーー目次ーーー

【アメリカンドッグと赤い傘】第1巻 感想

【アメリカンドッグと赤い傘】第3巻 感想 

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あらすじ(コミックシーモアより引用の紹介文)

主人公・佐藤由芽は同じクラスの酒井駿一に片思い中。彼とは一度も話したことがなく、なかなか声を掛ける勇気も出ない。
そんな中、酒井は由芽がアルバイトをしているコンビニに頻繁にやってくる。そして、決まってアメリカンドッグを1本だけ買って帰る。
毎回不要と言われるその会計レシートをこっそり集めていた由芽だったが、とうとう100枚目に突入した時、ふたりの関係は動き出す――
それぞれの想いを抱えた若者たちの淡くて切ない恋模様を描いた、青春ラブストーリー。

第2巻・概要(ネタバレ)

クリーニングの荷物を受け取ったその日、初めて酒井と言葉を交わす由芽。自分のことなど分かっていないだろうと思っていた由芽だったが、意外にも酒井は由芽を覚えていた。

傘を借りた翌日、お礼と傘を持って登校。勇気を出してやっとのことで酒井に声をかけられたのは放課後だったが、タイミングが悪かったようだ。借りた傘は由芽のバイトが終わる頃に酒井が取りに来てくれることになった。

とうとう100枚目のレシートが集まった。2人はバイト終わりに落ち合い、由芽は傘を返す。酒井は由芽を家まで送る途中、もう少し話をするために公園へと誘う。

他愛ない話をしていたはずなのに、どこから派生したのか、突然「好きな人はいるのか」と酒井が切り出した。由芽は理解が追いつかないまま、会話は核心へと迫っていく。返事の代わりに、同じ問いを酒井へ返してーー。

 

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感想

 きましたー。恋愛マンガのお約束ー!ドキドキの展開で次巻へ持ち越しです。

 大筋には必要ないかなと思ったので上には書きませんでしたが、由芽ちゃんが傘を返したタイミングで再び雨が降り出して、2人は期せずして相合い傘するんですよね。その時の酒井くんがスマートで。笑顔で「送っていくよ」って、あれはちょっと恋心とかなくてもドキッとすると思います。モテるはずだわ酒井くん。

そして由芽ちゃんの「しまった」心の叫びが酒井くんに届いてしまうのかわいい。酒井くんもそれ見てからかっちゃうのも、内心由芽ちゃんの反応がかわいいって思ってるんだろうなと思うと萌える…。2人ともかわいい。

公園での会話はコンビニ関連の話ばかり。なぜアメリカンドッグを買ってるのかとか、なんでコンビニでバイトしようと思ったのかとか、余った商品はどうなるのか、とか。酒井くん、コンビニに興味あるのかなって由芽ちゃんが思うのも分かる感じ。由芽ちゃんと会話をするために、由芽ちゃんに興味を示してる兆候なのかなって思える会話展開。

ここで酒井くん、”石”を転がしにかかりましたね。100枚目のレシートが集まった今日、由芽ちゃんの願いは叶うのか。転がされた”石”は由芽ちゃんへとやってくるのか。

ドキドキの「承」の章。これから来るのが「転」の章だと思うとちっくと不安な感じ。物語の”石”も加速をはじめました。クライマックスに期待です。

 

ふわ太