普段であればこういった記事は書かないのですが…
コロナ禍に恵んでもらえた、V6としてのパフォーマンスを生で見られる貴重な最後の機会。
この興奮と感謝を忘れないように、記録に残したいと思いました。
→10/9 札幌:備忘録はこちら
今回のライブツアーには、大阪、名古屋、札幌で各1回ずつの計3回参戦できることになりました。初日は地元関西開催の大阪です。
この大阪は私自身の名義が素晴らしい仕事をしてくれて、4枚のチケットをゲット。母と母の友人2人と一緒に参加しました。
私たちは南口16:30~17:00の入場。しっかりと検温・消毒を済ませ、入り口でデジタルチケットのQRコードをかざして紙のチケットを発行してもらいます。
今回はチケットが発券されるまで、座席の位置はお楽しみ。
密にならないように、入場時間や使用できる入り口が細かく分かれて管理されていますが、それも一概にどこの席だから何時に○扉から〜って言うのではないようです。
発券して、スマイルアップシールドをもらい、着席ブロックを確認。ドキドキ。
入場してびっくり。
なんと、センターステージの真横。
下手スタンド6列目でした。
え?こんなことってある…?
下手ステージがめっちゃ近いの!!
そりゃ、センターまで行っちゃうと流石に等身大みたいには見えませんし、横一列になったりすると奥の人が見えないなんてことがありますけど…真横ですよ!?
メンバーの美人な横顔を拝み放題な上、普段は見ることができない角度からのパフォーマンスを見られるまたとない機会です。
少しでも角度がついていれば「前から見る」ということになるわけですが、真横からだと角度によったら「後ろから見える」んですよ。
演者は基本客を意識してパフォーマンスを行うので、後ろ姿を魅せる振りでもない限り、前 or 斜め前から見るのが普通。
これを真横or後ろから見られるなんてこの特等席特権!カァ!!素晴らしい!!!
そしてなにせ距離が近い!!!!笑
センターステージでの演目がやっぱりたくさんあるので、何見てても近いんですよ。迫力がすごい。
城ホ(大阪城ホール)がいくら大きいと言っても、座ってみた感じホールの横幅でいけば、上手スタンドの人とか思ったよりはっきり見えるんです。うちわとか、ペンラとか。
てことは結構、ステージ上はわりとしっかり見え………どぅああああ!!めっちゃ見えるうぅぅぅううう!!!!!!
つまりだ。こちらからそのサイズ感で見えているということは、当然あちらからも同じサイズ感で見えているといいうこと。うん、素晴らしいなこの席。
さすがに、センターステージから真ん中にのびる花道まで行くとちっちゃいかなぁって感じでしたけど、全然そんなのどうでもいいです。楽しいのでもう。
と、まずはひとしきり座席に感動しました。
会場に来ている観客も、マスク&フェイスシールドの歓声なし拍手応援で徹底されていました。安心感が凄い。多少待ち時間に会話があったのは、否定しませんが…
でも各々がそれぞれに徹底して感染対策や自分の体調を管理して来ているというのがとても良くわかったので、なんだか嬉しい気分になりました。健くんがあれだけ丁寧に感染対策を呼びかけてくださったのだから、できる限りのことをみんなで協力できたのは喜ばしいことだなと思います。
ステージは、センターステージの真ん中から花道がのびるT字型の造り。そこからトロッコがでるのと、スタンド前に上下3つずつのせり上がり式の1人乗りステージがある感じですね。
開演前の会場は、花道に白く薄い幕が数本(多分6本)天井から下りていて、落ち着いたブルーのライトで会場内が照らされていました。まるで深い海のなかに、淡い光が届いているような、そんな感じのライティング。
場内モニターには、STEPや燃えよ剣の宣伝が流れていたり、注意事項が流れていたり。歴代のいろんな楽曲も流れています。高まりますね。
どこからともなく手拍子でのブイシッ!コールが始まり、徐々に灯る6色のペンラ。会場がどんどん宝石箱になっていく。
開演直前になると眼下、どんどん展開されていく機材。下手舞台端で待機してるスタッフさんがマイクを首に下げて、動きを見せた。始まりを感る。
期待の手拍子は間隔を狭めながら高らかに続いて、ついにBGMが消えた。手拍子が拍手に変わった瞬間、幕が開くGroove!
深海のような青は白黒の世界に姿を変え、6人の姿が、垂れ下がった白い幕に台詞とともに投影されていく。
「僕らは、まだ」
「雨」から始まったステージは、とても静か。一気に世界観が場の空気を支配する。6人が1人ずつ奈落から姿を現していく花道。すごくきれいなキラキラした黒の衣装をまとっている姿が見える。
花道の先端のほうにいるから、ここからじゃちょっと、遠い。でも双眼鏡を覗くのはなんだかもったいなくて、肉眼で全部見ると決めました。
今回私は予備知識をほぼ入れずに参戦しました。TVで歌唱してるものはちらっと見てましたけど、それ以外は予習なしです。
最初に見て聞く衝撃を、この会場で受けたかったからです。いつもV6のステージは期待をすべて超えてきてくれるから、それを今回は「全て初」の状態で体験したかった。幸運にも計3回見に行くチャンスを頂けたので。せっかくなら贅沢したくて。
「TL」は正直なところ、最初なんの曲かわからなかったです。25thライブでのインスト使用でのコンテのような踊りの印象が強すぎて、歌付きに一瞬理解が遅れました。
やばい。黒の衣装で花道の先端(もはやあればバクステ)に全員で踊っとぉやん。何やあれ、かっこよすぎやん背中やけど。背中かっこよすぎんか(語彙力)
ここからはちょっと記憶が曖昧です。覚えてるんだけど曲名知らないのいっぱいあったし、かっこよすぎたし、楽しすぎたので、正直見るよりノる方を優先したのでちょっと楽しくて記憶がぼやっとしてます。笑
そのあとわさーっとパフォーマンスしながらセンターステージへ戻ってきて、挨拶して、トミカミ交互に歌合戦。
衣装を変えながら、ステージの形を変えながら、目の前で歌い踊ってる。スタンバイも、走ってはけていくのも、全部見えるの。真横って、真横って、神か?けしからん席だな!!!
その代わりにステージ上のスクリーンが全然見えてないので、こっちはほぼ無視して(というかどう言う演出だったか気づかなかった)ステージに全集中、鑑賞の呼吸です!笑
ときどき聞こえるんですよ、靴音が。下手側で踊ってくれるとたまに。ああ、いるんだなって。マイクを通さない音が聞こえてすごく感動するの。
曲の順番とか細かいことは覚えてられなかったけど、スモークがブワッとでて6人の姿を隠したとき、彼らの斜め前両サイドから出てくる感じだったので、後ろにいた3人?2人?はなかなか隠れなくて、面白いなあ。まるで舞台袖から眺めてるみたいと思いました。
あ、既視感の正体はこれか。今わかった。舞台袖だ。
私の話になってしまって恐縮ですが、ずっと習い事の舞台に立つとき、真横からライトを浴びる仲間を見てきたから…。なんだろな、ただステージを見るだけじゃない高揚感というか落ち着きというか、特別感のある角度っていう感覚の正体が、いま腑に落ちました。
最初のにトロッコが出動したとき、最初にイノッチが下手ステージに戻ってきたのですが、そのときにすごくいい顔で指さしもらえたのが嬉しかったです!
あー!来たぁー!って思ってステージに向かってわーって手を振ったら、たぶん近くの人を指さししてたイノッチが、そのまま通り過ぎそうだったのにはっと気がついて指し直してくれたんです。あれはテンション上がった〜〜。
そのあとも続々とメンバーがまんべんなく近くを通ってくれたり、パフォーマンスしてくれたりだったので、目立ったファンサとかなかったとしても、もう感激です。
横から見てると踊りたくなってきちゃって。前と右横は空席だったので気にする必要はなかったのですが、さすがに後ろの人に迷惑になるのはまずいので、なるべく省スペースでこう、手振りとか、見ながら真似して楽しかったなぁ。
だから曲名や歌詞はわからないけど、曲を聞いたら振りがでてくるなんて妙な状況に(笑)
母とこういう曲あったでしょーかっこよかったよねーみたいな話をしてると、私があーこういう振りのやつでしょーって踊りだすという。
踊ってみたい曲は本当にいっぱいあったけど、コンテっぽい踊りの…青いマジックテープの()衣装で最初6人でセンター板付きで固まって、うようようよ…パッ…うようようよ…パッて振りで始まるやつ。分かりづらいな(笑)あの曲はふつうにやってみたい。楽しそう。
青い衣装といえば、MCですね。
MC中に健くん衣装が気になりだしちゃって、バリバリとマジックテープを剥がしたりつけたり…。なんかしてるなー衣装変なのかなーって眺めてたら、隣りにいた長野くんが気づいて2人で喋りながら衣装直してて、その声は入ってないのにマジックテープのバリバリバリーって音だけマイクに入ってくるの。笑
なにせ席が巨大スピーカーの真横だったもんで、見事に聞こえてましたよ健くん(笑)
ツッコまれて楽しそうにしてて可愛かったです(笑)
昨日やってきてくれたというお寿司屋さんのお話も面白かったですね。6人がわーっときてくれる想像をしていた大将と、各々のタイミングで向かう6人たち。最後にお寿司食べに行ったイノッチにちょっと愚痴じゃないけど、それとなく漏らしつつ20貫くらい握ろうとするっていう大将の可愛らしさ(笑)
そんな美味しそうな話きいちゃったから、この日の晩御飯はパック寿司になっちゃいましたよ(笑)
その流れだったかどうか忘れましたけど、話はデビュー当時から今までのステージの記録媒体についてに発展。昔はその日の公演記録がVHS2本とかで、機械ごとの貸出だったから6人で順番に回していくの大変だったとか。その次はDVDで、今はもうひとりひとりにiPadが配られてデータで記録が見られるという進化を遂げたって話してましたね。ハイテクだぁー。
そしてイノッチ、大阪の人たちはiPadが好きなんだろう??って妙に盛り上がり始める。それにノっていく大阪会場諸君。iPadで興奮するんだろう??って(笑)
なんなんiPadってw 笑かしにくるのやめてよw 声出さなように頑張ってるのにーw
そのあと写真撮影タイムがはいって。岡田くんが準備してる間に、待ち時間の小話として謎の話が展開される。
イノッチと健くんが架空晩ごはん話始めるの!笑
ちょいちょいiPadの話題をはさみながら、実際は昨晩ご当地グルメとか食べに外出たわけじゃないのに、行った体で妄想で話しようぜって。意味がわからんww
美味しかったなら何よりですけども楽しすぎかww
盛り上がってたら、ハイって準備ができた岡田くんにスパッて撮影開始で切られてたし(笑)
撮影はジャンプしながらおま!をするということでサクッと決定。それに追加で、健くんが剛くんに強めに絡んで、剛くんはそれを嫌がって…みたいな注文をつけながら岡田くんが写真を撮ります。
そして実際に撮り上がったのが…長野くんまさかの直立垂直跳び(笑)坂本くんと長野くんが授業参観?みたいって言われてたような気がするのなんか凄い笑ったのよね。耐えるの大変だったんだからねMC!笑
無事に写真が終わったあとは、またトニカミだったかな?たしか「High Hopes」だったかな。これがやばいほどかっこよくて。3色のライトでカミセンが抜かれるんですけど、その影がかっこよくて。ああ、正面からじゃないのがもったいないな…でも目の前でライトを浴びてる本人を眺められるのは、意図してない構図を見られる感じがもう愉悦なので問題ないです。かっこいいので。
どこで挟まってた曲か忘れたんですけど、もう最高にかっこいい曲があって、というか多すぎて目が釘付けですよね。とくにスクリーンやライティング演出に目がいかない位置な分、より彼ら自身に目が奪われて。空席を挟んだ右隣の席の女性はずっと静かに泣いてらっしゃいました。
「V」の6体ロボットがウィンウィン動いてるのが個人的に可愛らしくて好きでした。横からだと機械の裏っかわというか”機械”の部分が見えてちょっと楽しかったり。
あ、あの曲も可愛かった!「久しぶりってこ〜えかけた〜のに〜」ってやつ。坂本くんの顔芸が好き(笑)あと剛くんがすっごいかわいい感じで大手をふって空中で回るステージを歩いてるの。この曲のときみんな楽しそうで可愛くて、おちゃめなの。
センターステージがせり上がってるから、ちょうど目線の高さくらいで一番はっきり見やすかった曲かもしれない。
なにせ可愛かった(笑)なんなん平均年齢45ってなんなん?(笑)
そして懐かしい盛り上がるナンバーや、PINEAPPLE、家族、Full Circleなどいろんな楽曲がもりもり。
特に印象に残ったのが「家族」の演出。
細い白い紐の囲いの中で、電球とスモークを使った優しくて温かい家のような四角。最初はそこに6人でいて、電球をそれぞれ徐々に離していく。そしてそのまま囲いの外にでる。最初にでたのは剛くんだったか。1人で花道のバックの方へ出る。そのあと順々にみんなが外へでて、全員がライトを大事に慈しむように手放して、囲いの外へ出たり入ったりしながら、最終的には出ていく。
最後にその囲いは消え去って、それぞれセンターステージへ帰っていく…という。
ああ、そういう演出なんだなって。なんというか。Youtube公開されたFull CircleのMVみたいな、メッセージ性の強い演出だなと思いました。
この白い囲いを使った音楽がもう一個あった気がするんですけど何だったかな…忘れたな。
あ!そう!
愛なんだを歌ってるとき、坂本くんとあれ完全に目があったと思うんです!!最後、坂本くんが下手側にきてくれて、こっちのブロックを向いて歌ってくれていたんです。
必ずある明日の太陽〜♪のところ、楽しくノッてて、パってペンラを坂本くんの方にむけて掲げたら、さ、坂本くんがこっちに手を…!!バチって合った気がした…んですよね気のせいでなければ。もう嬉しくて満面の笑みになっちゃいました。温かい笑顔をありがとうございます…(拝み)
上下のせり上がり1人用ステージは、あまり見やすい場所ではなかったので、のんびり音楽にノッて、楽しそうにしている会場全体や6人を眺めて楽しんでいました。
今回の座席の残念だったところは、真横なので、V6が意図して組み立てたステージの全体を見ることができなかったことです。照明やスクリーンなどが全然わからなかったのだけが残念でした。なのでやっぱり、あのバックステージの最前列がものすごく羨ましかったです!願わくばそこに座って、正しく狙った演出と、花道の先端の狭い幅で6人が揃って踊っている姿を見てみたいと思ってしまいました。絶対かっこいいやないですか…。。。
でも真横はね、その代わりに炎があがったら熱を感じたし、TAKE ME HIGHERのパァンって派手に煙?を噴出する演出は目の前だったのでド迫力でテンションあがりましたよ!あと靴の音ね!!笑
最後の曲、健くん泣いてた。6人全員の顔がセンターステージ上のスクリーンに映し出されて、瞳がキラキラしていて。あの花柄の衣装すっごく好きだった!淡い色のお花柄すてきだったなぁ。ピンクと薄い緑色が個人的に好きな色でした。可愛い。
そう。衣装の話でいくなら、最初のほう…6人揃の衣装の2着目かな、白い衣装のやつ。あれ、イノッチのヒラッとながいヒレみたいな衣装がまぁ似合うことスタイル抜群でかっこよくてもう。健くんも素敵だったなぁ。健くんはなに着ても似合うからすごいよなぁ。
1着目の黒のキラキラ衣装は、もうダントツで坂本くんが…。あのひとは本当にダンディーでかっこよくて素敵だ…。
ゆるい衣装は剛くんがいいですよね、あの必要なところにしか力の入ってない綺麗なダンスのラインが凄く活きる柔らかい衣装好きです。
長野くんは全体通して可愛らしさが全面に出ててもう。笑顔が好きです。
岡田くんは、なに着ても武人感がw でもあのなにがあっても私なんかがどついたくらいじゃびくともしそうにない、あの強さはすごいですよね…!ちょっと突進してみたくなる(しないし、できませんけど笑)
そしてセンターステージが階段状になった先でスクリーンが扉のように開いて、6人が階段を登っていく。6人の前で扉が閉まると、スクリーン上で6人を囲っていた瞬く光りの粒が、閉まった扉の中心に集束するようにしてライブが終了。
アンコール自体は一度のみ。鳴り止まない拍手に応えて、すこし衣装を崩した6人が出てきてくれました。アンコール曲は「95 groove」
花道を奥まで進んでパフォーマンスして、センターステージへ戻って、階段を登って消えていく。バイバイも、またねも、投げキッスも、さよならもない、全力で手をふって笑顔で去っていく6人。階段を登っていく途中でくるりと回る振りがあるのが好きだったなぁ。
あ!そう!!!
6人が消える前、全力で手を振ってくれてるときです。一番上手側にいた長野くんが、覗き込んでこちらのブロックに手を振ってくれているではありませんか!!私たちも覗き込んで応答したら、長野くん、もう一回しゃがみ直すみたいに覗いて手を振ってくれたんです。かっっわい。うっっれし。なんやあれは…優しい笑顔で…罪やで…。
最後に、6人が消え去ったあとのスクリーンにV6からのメッセージが映し出されます。くすりと笑わせる部分も持たせたまま、大事なメッセージを伝えてくれるお茶目さ。SNSに載せないことを条件に、記念に会場の写真を撮って帰っていいよ、と言ってくれました。
これね。個人的に好きな光景だったんですけど、メッセージが映し出されている間は会場が真っ暗なので、会場のなかはまだペンライトの光が輝いてるんです。6色に輝くペンラが本当に宝石箱みたいで。ステージに一番近いくらいの場所から全体を見渡せる位置に座れて、良いものが見れたなと思いました。
今回は感染予防対策に深く配慮したコンサートだったので、サイン投げや長い銀テープの投下はありませんでした。残念ではありますが、今回はコンサートを開催する決断をしてくれて、無事になんとか開催することができたことが本当に特別なことのように感じます。こんなに素敵で衝撃的なステージを用意してくれた6人には感謝しかありません。
この日は家に帰って、そのままお風呂へ直行、選択、アルコール消毒を徹底してから幸せ気分でパック寿司を食べました(笑)
これで大阪・城ホレポは終わりです。
思ったより長く感想を書いてしまいました。笑
正直、次の名古屋の感想のほうをメインで書きたかったのですが、この調子だとどうなることやら。
自分用のただの記録なので、色々違うところがあっても見逃してやってくださいね!