ふわ太の徒然ダイアリー

趣味の旅行やバレエ、雑多な日常を のんびりおはなしするよ

ひと息ついて、心を解いて。

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仕事でつらい事があった。
あまりに大量の案件がいっきに飛び込んできて、目が回る。泣きそうなくらい忙しい。
でも、営業である手前、電話の先にいるお客さまにだけは混乱を悟らせてはいけない。
頭がパンクして、心が悲鳴をあげる。額と頬が熱い。
処理能力の限界値を超えて、脳が思考を止め始めている。
 
そう。これは 今日の私。
 
***
 
一瞬、電話中に声がゆれた。やばいと思った。
視界もゆれている。
 
そんなとき、ふと頭によぎったのは最近読んだマンガだ。
 
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そうだ。この場合「泣くな」は逆効果。否定的なことばは今の状況じゃ相応しくない。
 
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『きっと愛してしまうんだ』の谷地くん方式。
 
「笑え」
無理やりに口角をあげる。目を細めてみる。
すると少しだけ声が明るさを取り戻す。声が明るさを持てば、つられて心がよみがえる。この電話が終わるまで、偽りの"笑声"でしのぐ。
 
 
受話器を置いて口角を崩すと、どっと疲れが押しよせた。もう、これ以上は無理だなと判断する。
 
一度離席して、トイレでぼーっとすることにした。ついでにあったかい飲み物でももらってこよう。
 
どうせ頭が動かないのだから、いっそ放棄してしまえばいい。
その後が大変になると分かっているけど、一旦停止した方が確実に効率的だと思うから。頭をフリーにして、ゆるめて、思考能力が戻るのを待つ。
 
少しでいい。心をホッと解放する時間をもうける。
 

ほんの少しの余裕が戻って、仕事に戻ると、ある書類が手元に回ってこないことに気づいた。
周りを見ると、先輩が書類を振り分けるときに、私宛の書類も一緒に持って、捌いてくれていた。私に負担がかかりすぎないように手伝ってくれていたのだと分かった。 
 
うちの課は女性の先輩方が本当に神レベルで優しい。本当に頭が下がる一方だ。
 
ついでにパンクしている私のためだろう、なにも言わずにそっとチョコをふたつぶ持ってきて下さった方もいた。
 
…そうだった。
忘れていた。
優しさの塊の女性陣にかこまれて、また少し心が軽くなった。
 
持ってきたあったかい飲み物と、甘いチョコを口に含み、じんわりと心が解けてくる。
 
ああ、有難いことだなあ。
 
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ほんの3分の休憩。
でも、そのおかげでそれから終業まで、なんとか持ち直して仕事に励めた。
 
人に恵まれている環境に、感謝の日々なのであります。。。
 
***
 
つらいときは休んで、またのんびり頑張っていきましょ(*´ω`*)
 
休んだっていいんだよ!!
っていう、おはなし。持論(笑)
 
 
補足しとくと、男性陣も基本めっちゃ優しいです。ビバ!助け合い精神!
2020.01.30